
8日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比31銭円高ドル安の1ドル=156円61~71銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1780~90ドル、184円68~78銭。
4月の米雇用統計で賃金上昇率が市場予想を下回ったことを受け、インフレ圧力が和らぐとの見方が広がった。このため米長期金利が低下し、日米の金利差縮小が意識された。
金利差縮小によりドルの魅力が減退し、投資家の間でドル売り・円買いの動きが優勢となった。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が再び強まっている。
為替アナリストは、今後の米経済指標次第で変動が続く可能性を指摘。特に、消費者物価指数(CPI)などの結果に注目が集まっている。
一方、東京市場では円相場の動きを注視する声が多く、日銀の金融政策運営にも影響を与える可能性がある。市場関係者は今後の展開を慎重に見極めている。